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2022年6月8日

福岡八卦掌研究会の練習風景

当会は、馬貴派八卦掌、宋長栄派八卦掌、程廷華派八卦掌などを基盤に、八卦掌の本質を統合的に研究している会です。

八卦掌とは?

八卦掌は、1800年代中期、清朝の粛親王府しゅしんのうふ宦官かんがんとして仕えていた 董海川とうかいせん を開祖とした中国武術の一派です。

穿掌や撞掌など、拳ではなく掌を中心とした技法が多用されるため、八卦掌と呼ばれています。

その特徴として、まず円周上を歩く走圏そうけんという練習法が挙げられ、かつ内家拳の中でも、かなり独特な練習体系を有しています。

董海川以降の伝承者により、一般にも普及し始めましたが、各派の特徴の違いが大きく、尹派、程派、宋派など各派の八卦掌に分かれて伝承されています。

当会の活動目的(八卦掌の原点回帰)

当会の活動目的は、八卦掌の原点回帰にあります。

八卦掌は、二代目以降の伝承者達の工夫により、現在各派で独自の套路(型)や練習体系が伝わっています。

また、近年では表演用の套路がいくつも創作され、映画や漫画などの影響もあり、八卦掌の実像が歪んでしまっているようにも感じます。

本来の八卦掌は、どのような戦略と戦術を用い、実際にどのような技法を使い、どのような練習を行ってきたのか、それらを実践する事で、董海川始祖が伝えた八卦掌の本質にせまる事を当会の目標としています。

八卦掌の練習体系

当会の八卦掌の練習体系には以下のようなものがあります。

八卦掌の練習体系の概要
  • 走圏
  • 基本功
  • 技法(防御と打法)
  • 套路(型)
  • 対練
  • 用法(摔法と擒拿)
  • 武器術

以下、抜粋して紹介します。

八卦掌の走圏

八卦掌の推磨掌の走圏の写真
八卦掌の走圏

走圏は、八卦掌のもっとも根幹的な練習方法として知られていますが、その具体的な効果や意味については、あまり語られていないように思います。

私自身が15年以上、実際に走圏を行ってきて、理解した意味や効果は、走圏についてのページで解説しています。

八卦掌の基本功

八卦掌の基本功には、八卦掌独特の力の出し方を学ぶものや足腰の鍛錬、また八卦掌の特徴である螺旋勁らせんけいを身に付けるためのものなどがあります。

八卦掌 基本功 葉底蔵華

八卦掌特有の螺旋勁らせんけいを習得するための練功法。

馬貴派八卦掌の双撞掌そうどうしょう

馬貴派八卦掌独特の前方への力の出し方を学ぶ練功法。他派の八卦掌の双撞掌と比べても、かなり異質である。

八卦掌 基本功 開掌

開掌は、横方向へと開く力を養成する練功法。

八卦掌 基本功 燕子抄水えんししょうすい

その他、八卦掌には数多くの基本功、練功法が存在します。詳しくは八卦掌の基本功のページをご覧下さい。

八卦掌の技法

八卦掌 基本技法 穿掌せんしょう

穿掌は、槍を突く動作を基にした八卦掌独特の技法です。

八卦掌 基本技法 劈掌へきしょう

劈掌は、棍や槍を振り落とす動作を起源としています。

このように八卦掌の技法は、手を武器のように扱い、身体で操作するという特徴があります。

他の八卦掌の技法は、八卦掌の技法のページで詳しく紹介しています。

八卦掌の套路とうろ(型)

馬貴派八卦掌 単換掌たんかんしょう

八卦掌の套路(型)は、主に練功を目的とした鍛錬型と技法を表現した応用型に分類されます。

また、八卦掌の套路は各派によって様々ですが、鍛錬型の原形となる老三掌に関しては、概ね共通しています。

老三掌
  1. 単換掌
  2. 双換掌
  3. 順勢掌

その他、馬貴派八卦掌の88式や128式など、太極拳のように直線上を往復する套路もあります。

老三掌を中心とした套路の解説は、八卦掌の套路(型)のページをご覧下さい。

程廷華派老八掌 白蛇吐信

八卦掌の対練や用法

八卦掌の対練や用法も多種多様なものが伝わっていますが、大別すると摔法(投げ技)と擒拿(関節技)があります。

八卦掌 単換掌の用法例

八卦掌の套路の項で紹介した単換掌の用法例の一例です。

八卦掌の摔法や擒拿の特徴は、螺旋勁を用いる事で、相手に渦巻き状の力を作用させ、相手が回転して崩れていきます。

他の用法例に関しては、八卦掌の用法のページで紹介しています。

会員達による八卦掌の対練の写真
八卦掌の対練を行う会員達

八卦掌の武器術

八卦大刀の写真
八卦64大刀

八卦掌は、武器術においても、判官筆や七星扞など、かなり独特な兵器類が伝わっています。

当会に伝わっている武器術としては、以下のようなものがあります。

  • 馬貴派八卦掌(八卦大刀、子母鴛鴦鉞)
  • 宋長栄八卦掌(子母鴛鴦鉞)

当会で指導している中国武器術は、こちらのページをご参照下さい。

当会で指導している八卦掌

当会で指導している八卦掌は、以下の通りです。

当会で指導している八卦掌
  • 馬貴派八卦掌
  • 宋長栄派八大掌
  • 程廷華派老八掌
  • 劉鳳春派(傳剣秋)八大掌(一部)

詳しくは、当会で指導している八卦掌のページをご覧下さい。

受講案内

当会では、以下の3つの形態で太極拳や八卦掌の指導を行っています。

  • 定例教室
  • オンラインレッスン
  • 個人レッスン

定例教室

福岡県筑紫野市と福岡市博多区で、毎月3回、八卦掌の定例教室を開催しています。

教室日時場所
福岡教室月曜18:30~福岡市博多区
筑紫野教室日曜14:00~筑紫野市石崎
定例教室の練習日時

正確な練習日時や場所は、【今月の練習日】のページにてご確認下さい。

各教室の詳細は、【教室紹介】 にて紹介しております。

入会や体験を希望される方は、【受講案内】をご覧下さい。

個人レッスン

定例教室に通えない方で直接学びたい方や、武術として本格的に学びたい方には、個人レッスンで対応しています。

個人レッスンの概要は、こちらのページをご覧下さい。

オンラインレッスン

定例教室に通えない方や遠方の方にはオンラインでの講習も行っています。

オンラインレッスンの詳細は、こちらのページをご覧下さい。

指導員プロフィール

福岡八卦掌研究会の指導員の写真

当会の指導員の略歴については、指導員略歴】をご覧下さい。

ブログ

当会のブログには、新ブログと旧ブログがあります。

新ブログでは、主に八卦掌の術理について解説しています。

旧ブログは、現在更新を停止しています。過去の練習記を中心に保存しています。

Posted by bagua